漆喰の浮き・ひび割れのDIY補修|でんぷんのりとローラーを使って元通り!【リフォーム記録④】

漆喰壁の浮きを補修 家づくり

📌 この記事でわかること

  • 漆喰のメンテナンス方法と費用の目安
  • 実際に補修する際の注意点、やってみて気づいたコツ
この記事の概要

階段の壁を触ると、なんだかふかふか浮いている…。触れば触るほど心配になるその正体は、漆喰の浮きでした。今回は、家を建てたときに教わったメンテナンス知識を頼りに、デンプン糊とローラーを使って漆喰の浮きを圧着補修した記録を残します。ちなみに、今回買い足したのは100均アイテム3点とローラーのみ、費用は合計約1,400円。専用ローラーが「大正解」だった理由や、養生を忘れて大変なことになった失敗談も正直にお伝えします!

夫婦共働きで25年、ゆるわ~くを目指すとみぃずつま、なくわです。
玄関タイル、浴室レール、窓ガラスと直してきたリフォーム記録シリーズも第4弾。今回の舞台は、家の中の壁です。

階段の壁がなんだかふかふかする

以前から、振動が伝わりやすい箇所の漆喰の浮きが気になっていました。特に顕著だったのが階段。子どもたちがバタバタと駆け下りる、あの振動のせいなのか…。最初のうちはあまり気にしていなかったのですが、ある日壁を触ってみると、漆喰が浮いていたり、ひびが入ってふかふかしている箇所があることに気づきました。

にゃくわ
にゃくわ

あ、あそこ浮いてるわ…と目に入るたびに、地味にストレスなのにゃ…

おっと
おっと

うっかり触っちゃうと、ひび割れが広がりそうで怖いよねぇ~

実はわが家、建築時に漆喰のメンテナンス方法を漆喰の販売元からレクチャー付きで教えてもらっていました。今回はその時の知識を頼りに、自分で補修に挑戦することにしました。

ビフォー:浮き・ひびの状態をチェック

📷 【漆喰の浮き・ひびの状態】

写真ではわかりづらいかもしれませんが、壁がたわみ、触るとふかふかと浮いていて、よく見るとうっすらひびが入っている個所もあります。この状態を放置すると、浮きがどんどん広がって、最終的にはポロポロと剥落してしまう可能性も。気づいたときが直しどきです。

用意した道具と費用

今回使ったのはこちら。実は多くが手持ち品で、新しく買い足したのは100均アイテム3点とローラーだけでした。

道具用途価格(目安)
補修用漆喰(建築時にメンテ用として支給)浮き・ひび箇所の仕上げ塗り手持ち品
ヤマトのり(でんぷんのり)圧着用の糊約110円(100均)
壁紙用ローラー糊を圧着させる
(★今回の主役)
約1,100円(ホームセンター)
シリンジ(注射器型)糊をピンポイントで注入約110円(100均)
カッターナイフ浮いた漆喰を切り開く約110円(100均)
サラダ油・計量スケール・スプーン・雑巾・ビニール手袋漆喰の調合・下準備手持ち品

買い足した分の合計は約1,400円。今回、特にローラーは今回のメンテナンス用にホームセンターで購入した専用品なのですが、これが大正解でした。指で押さえるだけでは圧着しきれない広い面も、ローラーなら均一にしっかり圧着できます。

▼今回使ったアイテムはこちらから購入できます

補修用漆喰を作る

まずは、切り開いた跡やひび部分を仕上げるための補修用漆喰を作ります。

漆喰と水を1:1の割合で混ぜたら、少量のサラダ油を加えてよくかき混ぜます。

硬さの目安は、スプーンを持ち上げて落としたときに「ぼたっ」と落ちる程度とのこと。壁に塗るものなので、今回は少し硬めに仕上げました。

糊を作る

次に、漆喰を壁に圧着させるための糊を作ります。

ヤマトのりなどのでんぷんのりをペットボトルに入れ、水と2:1の濃さに薄めます。ふたを閉めてよく振り、なじませたら完成です。

今回は広範囲での補修だったため、これだけでは足りず、もう一度作り直して想像以上に糊をたくさん使いました。ホームセンターで売っている壁紙用のでんぷん糊を使ってもよかったかもしれません。

▼壁紙用のでんぷん糊はこちら

糊をシリンジに入れる

できた糊を、ピンポイント注入用のシリンジに移します。

📷 【ペットボトルから直接入れました】

最初は先端から吸い上げようとしたのですが、糊の粘度が高くて全く吸い上がりません。シリンジの後ろ側を引き抜いて、そこから直接糊を入れるのが正解でした。

おっと
おっと

吸い上げようとして苦戦してたね

粘度をなめてたにゃ…。後ろから入れれば一瞬だったにゃ😅

作業中は手がベタベタになるので、ビニール手袋をしてから行うのがおすすめです。

作業前に、養生を忘れずに!【失敗談】

作業を始める前に、ひとつ大事な準備がありました。
今回、私はこの作業を忘れてしまったために、最後の片づけに大変苦労しました…。

漆喰はポロポロと剥がれ落ちて床を汚すので、作業する壁の下部分は必ずマスカーなどで養生したほうがよいです。私は今回この養生をうっかり忘れてしまい、床が漆喰の粉だらけになって大変なことになりました…。作業前の数分の手間を惜しまないことが、後片付けの時間を大きく左右します!

階段下に細かな漆喰カスが…泣

ちなみにマスカーとはこんな感じのマスキングテープとビニールが一体になったものです。

手順①:広い範囲の浮きを補修する

面積が広く浮いている部分は、端からカッターを入れて該当箇所を一度剥がします。

📷 【カッターで浮いた部分に切り込みを入れています
📷 【切り込みを入れた状態】
📷 【こんな感じで漆喰がめくれます】

剥がした部分に、へらで糊を均一に伸ばしていきます。

📷 【へらで糊を伸ばしている様子】

糊を伸ばしたら、ローラーを上から下にころころと転がして圧着させます。ローラーを使うことで、力を均一にかけながら、広い範囲もムラなく圧着できました。

📷 【ローラーで圧着している様子】

手順②:一部だけ浮いている部分を補修する

浮きが小さく、一部分だけの場合は、切り開かずにシリンジで直接糊を注入する方法を取りました。

カッターなどで軽く小さな穴をあけ、そこにシリンジの先端を刺して糊を注入します。

注入したら、こちらもローラーで糊を伸ばしながら圧着します。切り開く手間がない分、こちらのほうが手軽で、仕上がりの跡も目立ちにくいと感じました。

手順③:仕上げに補修用漆喰を塗る

カッターで切ったり穴をあけたりした部分、もともとひびが入っていた部分には、最初に作った補修用漆喰を塗って仕上げます。

過去の漆喰の上に新しい漆喰を塗り重ねる形になるため、よく見ると多少跡が残ってしまっています。それでも、気になっていた浮きやひびはほとんど目立たなくなりました。

アフター:仕上がりはこうなりました!

📷 【補修後の壁全体】

触ってもふかふかしない、しっかり圧着された壁になりました。多少の塗り跡はあるものの、離れて見れば気にならないレベルです。

まとめ:かかった費用と、やってみた感想

  • 費用:買い足し分の合計 約1,400円(ヤマトのり・シリンジ・カッターナイフが各約110円+ローラー約1,100円)
  • 使った漆喰:建築時にメンテナンス用として支給されたもの(手持ち品)
  • 難易度:広範囲の補修はやや根気が必要だが、手順自体はシンプル

今回いちばんの反省点は、漆喰が少し浮いてきた段階で、シリンジを使った補修方法にてもっと早めに対処すればよかったということです。浮きが小さいうちなら、カッターで切り開く必要もなく、跡も残りにくくなります。

まとめ
  • 漆喰と水は1:1、仕上がりの硬さは「スプーンから落としてぼたっとする程度」が目安
  • 糊は水で2:1に薄めたでんぷんのりでOK。広範囲なら壁紙用のでんぷん糊も検討を
  • シリンジに糊を入れるときは、先端から吸い上げず後ろから直接入れる
  • 作業前の養生は絶対に忘れない(剥がれた漆喰で床が汚れます)
  • 浮きが軽いうちに、シリンジでの早めの補修がいちばんきれいに仕上がる
おっと
おっと

次に浮きを見つけたら、大きくなる前にシリンジで即対応だね!

同じように悩んでいる方の参考になればうれしいです!

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