📌 この記事でわかること
- 洗面所の窓枠がボトルだらけになったときの、突っ張り棒以外の選択肢
- セリアのアイアンバーを「落下防止の柵」に転用するというアイデア
- 1×4材のやすりがけ・塗装の具体的な手順(雨の日に室内で乾かすコツつき)
- かかった費用の内訳(合計約1,100円)と、必要な道具
- 窓枠が硬くてネジが入らないときの失敗と、その乗り切り方
- (おまけ)セリアのアイアンレッグで作る2段ラックで、出窓もスッキリ
洗面所の窓枠が、いつの間にか化粧品やヘアスプレーのボトルで埋め尽くされていました。子どもたちが大きくなって、それぞれのアイテムが増えたためです。ときどきボトルが落ちて洗面台の下に転がり込む、という地味なストレスも発生。
突っ張り棚も考えましたが、見た目と価格を考えてDIYで棚を作ることにしました。使ったのは1×4材と、セリアのアイアンバー。このバーを棚の手前に取り付けて、落下防止の柵にするのが今回の工夫です。
材料費は合計約1,100円。やすりがけ・塗装・取り付けまで、写真と動画で順を追って紹介します。窓枠が硬すぎてネジの頭をなめてしまった失敗談も、正直に書いておきます。
夫婦共働きで25年、ゆるわ~くを目指すとみぃずつま、なくわです。
このブログは、アラフィフ共働き夫婦「にゃくわ」と「おっと」が、暮らしの中で出会った「困った!」の解決方法と、家族の記録を綴っています。
気がついたら、洗面所の窓枠がボトルだらけになっていた
浴室、玄関タイル、漆喰、ウッドデッキ家具、キッチン水栓……と少しずつ家を手入れしてきた「リフォーム記録」シリーズも、今回で第7弾。
今回の舞台は洗面所の窓枠です。

……なかなかの状態です。
以前は、私の化粧水と保湿剤が数本置いてあるだけでした。ところが子どもたちが大きくなり、おしゃれに関心が出てくると状況が一変。それぞれの化粧品、ヘアスプレー、パック、さらには掃除用品まで加わって、窓枠は完全に飽和状態になりました。
問題は見た目だけではありません。奥のものを取ろうとすると、手前のボトルが落ちる。しかも落ちた先が洗面台の下だったりすると、しゃがんで手を伸ばして……と、地味に面倒なのです。
突っ張り棚じゃなくて、作れないかな?

また落ちたにゃ……。洗面台の下に転がっていくのが一番困るにゃ

置き場所が足りてないんだよね。棚を増やせばいいんじゃない?

突っ張り棒タイプも見たんだけど、どれもピンとこないにゃ。生活感が出すぎるというか……

サイズがぴったり合うのも、なかなかないしね

……作れないかにゃ?板を1枚渡すだけなら、できそうな気がするにゃ

でも棚が高い位置になったら、余計に落ちやすくならない?

……あっ。セリアでおしゃれなアイアンバー見たにゃ。あれを棚の手前につけたら、柵みたいになって落ちないんじゃにゃいかにゃ!?
これが今回のスタートでした。
セリアのインテリアアイアンバーは、本来タオル掛けや小物のディスプレイに使うもの。でも棚の手前に取り付ければ、そのまま落下防止の柵になります。しかも黒のアイアン素材なので、見た目もスッキリ。
「高い位置でも落ちない」「シンプルなデザイン」という2つの条件が、これで同時にクリアできそうです。
材料と費用|税込み約1,100円
実際に購入した材料は次の通り。かかった費用は税込み約1,100円です。
| 材料 | 購入先 | 価格(税抜) |
|---|---|---|
| 1×4材(3F) | ホームセンター | 258円 |
| 木材カット代 | ホームセンター | 50円 |
| 1×4材専用L字金具(14A1-BK)× 2個 | ホームセンター | 396円(198円×2) |
| インテリアアイアンバー × 2本 | セリア | 200円(100円×2) |
| アイアン木ねじ | セリア | 100円 |
| 合計 | 1,004円(税込約1,100円) |

塗料は手持ちのものを使ったので、今回の費用には含めていません。新しく買う場合は、水性の木部保護塗料が1缶2,000円前後です(前回のウッドデッキ家具のリメイクで使ったものが残っていました)。
1×4材専用のL字金具が便利でした
棚と窓枠とをどうやって接続するか、が一番の悩みだったのですが、そんな時にホームセンターで見つけた、1×4材専用のL字金具(ワンバイサポート 14A1-BK)。
板の幅にぴったり合うように設計されているので、位置合わせで悩む必要がありません。
黒を選べば、セリアのアイアンバーとも色が揃います。

板のカットはホームセンターにお願いする
1×4材は3F(約91cm)のものを購入し、窓枠の幅に合わせてカットしてもらいました。
カット代は50円。自分でノコギリを使う必要はありません。
窓枠の内寸を測るときは、上・中・下の3か所を測って、一番狭いところに合わせてください。年数が経った家だと、窓枠がわずかに歪んでいることがあります。
さらに2〜3mm短めにカットしてもらうと、はめ込むときに苦労しません。ぴったりの寸法で切ると、入らないことがあります。
板の下ごしらえ①|やすりがけ
カットしたままの板は、切り口や表面がザラザラしています。洗面所という毎日触れる場所なので、しっかり滑らかにしておきます。
使ったのは240番と400番の2種類。まず240番で全体のザラつきを落とし、仕上げに400番でなめらかに整えます。


ここでひとつコツがあります。紙やすりは、平らな木片に巻きつけて使うこと。
手で直接持つと指の圧力にムラが出て、削れ方が不均一になります。木片に巻けば面が均等に当たるので平らに仕上がりますし、手も疲れません。専用のサンディングブロックを買わなくても、端材で十分です。
削るときは木目に沿って。木目を横切る方向にかけると細かい傷が残り、塗装したときに目立ちます。
特に念入りにやっておきたいのが角と切り口です。角を軽く丸めておくと、手が触れたときの当たりがやわらかくなりますし、塗料もきれいに乗ります。
板の下ごしらえ②|塗装は2回塗り
使ったのはカンペハピオの水性木部保護塗料(今回はオリーブ)。防虫・防腐・防かび効果があり、木目を生かした半透明の着色仕上げになります。


洗面所は湿気がこもりやすい場所なので、防腐・防かび効果のある塗料を選ぶのがおすすめです。見た目のためだけでなく、木を長持ちさせるための工程でもあります。
水性なので、においが少なく、刷毛は水洗いでOK。後片付けがラクなのがありがたいです。

塗り方のポイントは薄く、木目に沿って、2回に分けて。
一度に厚く塗ると、乾きムラができたり垂れた跡が残ったりします。1回目を塗って完全に乾かしてから2回目を塗ると、色に深みが出て仕上がりが格段によくなります。
そして裏側と切り口も忘れずに。見えない面こそ湿気を吸うので、ここを塗り残すとそこから傷みます。
雨続きだったので、室内で乾かしました

塗り終わったのに、今日も雨にゃ……外に出せないにゃ

水性だし、においも少ないから室内でも大丈夫じゃない?

じゃあ窓辺に置くにゃ。前回みたいに新聞紙がくっつくのは嫌だから、今回はペットボトルのキャップで浮かせるにゃ!
作業した日はあいにくの雨続き。外に干せなかったので、室内の窓辺で乾かしました。
このときのちょっとした工夫が、ペットボトルのキャップを板の下に置くこと。板を直接床に置くと裏側に風が通らず、乾きが遅くなるうえ、敷いた紙がくっついてしまいます。キャップを3〜4個かませて浮かせるだけで、裏表が同時に乾きます。

これは前回のウッドデッキ家具リメイクでの失敗から学んだことです。あのときは新聞紙の上に直接置いてしまい、乾いたあと裏面に新聞紙がべったり貼り付いてしまいました。
水性塗料はにおいが少ないとはいえ、換気はしてください。窓を少し開けるか、換気扇を回しておくと安心です。
湿度が高い日は乾燥に時間がかかります。表面が乾いても中まで乾いていないことがあるので、1回目と2回目の間はしっかり時間を取るのがおすすめ。触ってベタつかなくなってから次に進みましょう。
下に敷く紙は、新聞紙よりクラフト紙のほうがくっつきにくいと感じました。
組み立てと取り付け|動画で紹介します
乾いたら、いよいよ組み立てです。金具の取り付けから窓枠への設置までは、動画にまとめました。
作業の流れはこうです。
- 板の手前側に、セリアのアイアンバーを2本取り付ける(これが落下防止の柵になります)
- 板の両端の裏側に、L字金具を取り付ける(方向注意!)
- 窓枠に板を当てて、設置位置に印をつける
- L字金具を窓枠にネジ留めして固定
設置する高さは、下の段に置きたい一番背の高いボトルに合わせて決めました。ここを適当にすると、あとで「入らない」ということになります。実際にボトルを立ててみて、指1本分くらいの余裕を見ておくと安心です。
最大の難関は、窓枠が硬すぎたこと
動画ではサラッと進んでいますが、実はここで一番苦労しました。

……入らないにゃ。窓枠が硬すぎてネジが刺さらないにゃ!

また落とした……もう何本目?

片手でネジ押さえて、片手でドライバー持って……で、ポロッと落とすにゃ。洗面台の下に転がっていくにゃ〜💦

ボトルが落ちるのを防ぐ棚を作るのに、ネジを落としまくってるという

それは言わないでほしいにゃ……しかもネジの頭、なめちゃったにゃ
わが家の窓枠は無垢材でできていて、これがとにかく硬い。ネジがなかなか食い込んでいかず、何度もネジを落としました。そのたびに床を探すことになります。
さらに力を入れて回しているうちに、ネジの頭をなめてしまいました。ドライバーが空回りして、もう回せません。
最終的には、ドライバーをまっすぐ強く押し込みながらゆっくり回して、なんとか最後まで留めることができました。「回す」より「押す」を意識するのがポイントです。
① 下穴を開ける──これが一番効きます。ネジより一回り細いドリルビットで下穴を開けておけば、驚くほどスムーズに入ります。
② ネジ先に石けんを塗る──下穴が開けられないときは、ネジの先端に石けんを少し擦りつけると滑りがよくなります。
③ ドライバーは「押す7・回す3」──押し込む力が足りないと、頭をなめます。
④ ネジを落とさない工夫──マグネット付きのドライバーを使うか、下に古タオルを敷いておくと、転がっていくのを防げます。
完成|想像以上にスッキリしました


おお、全然違う。もともとこういう作りだったみたいに見えるね

塗料の色が窓枠と馴染んだにゃ。アイアンバーの黒も引き締まっていい感じにゃ

で、肝心のボトルは落ちない?

落ちないにゃ!アイアンバー作戦、大成功にゃ✨
置ける場所が増えたので、上段に使用頻度の低いもの、下段に毎日使うものと分けられるようになりました。手前のアイアンバーのおかげで、奥のものを取るときも安心です。
何より、木の色とアイアンの黒の組み合わせが、もとからあった造作のように馴染んでくれました。突っ張り棚では、こうはいかなかったと思います。
【おまけ】セリアのアイアンレッグで2段ラックも作りました
窓枠の棚づくりが楽しかったので、勢いでもうひとつ。

セリアで見つけた「Iron Leg(アイアンレッグ)階段タイプ」。板を2枚組み合わせると、そのまま2段ラックになるという商品です。幅90mmの板に対応していて、1×4材がぴったり。固定用のネジも4本付いています。
窓枠の棚と同じ塗料で塗った板を使えば、家の中でトーンが揃います。

ネジ留めするだけなので、作業時間は10分ほど。窓枠への設置と違って壁に穴を開ける必要もないので、こちらは気楽です。
置き場所に選んだのは、こちらも長年ごちゃついていた出窓。

眼鏡、ペン、温湿度計、子どもの作品、ぬいぐるみ……それぞれ置き場所は決まっていないけれど、なんとなくここに集まってくるものたちです。

高さが生まれるだけで、こんなに変わるものかと驚きました。
ものの量は減っていません。ただ、上下に分けて「奥のものが隠れない」状態を作っただけ。それだけで、探し物の時間が減りました。

捨ててないのにスッキリして見えるのが不思議だね

2か所スッキリして、材料費は合わせても1,500円くらいにゃ👍
お財布にも家にも優しいにゃ✨
まとめ|「ちょうどいい棚」は、自分で作れます
| 困りごと | 洗面所の窓枠がボトルだらけ/取るたびに落ちる |
| 解決方法 | 1×4材+L字金具で棚を作り、手前にアイアンバーで柵をつける |
| 材料費 | 約1,100円(塗料は手持ち分を使用) |
| 作業時間 | 約3時間(塗装の乾燥時間は除く) |
| 必要な道具 | 紙やすり(240番・400番)、刷毛、ドライバー、メジャー |
| 難易度 | ★★☆☆☆ |
今回やってみて分かったことは、次の4つです。
- サイズが合わないなら、作るほうが早い。市販品を探し回る時間を考えたら、1×4材をカットしてもらうほうが確実
- 100均のパーツは、用途を変えて使える。アイアンバーはタオル掛けだけのものではありません
- 下穴はきちっと開けたほうがいい。中途半端な開け方だったので、ネジの頭をなめて遠回りしました
- ものを減らさなくても、高さを作ればスッキリする。これが今回の一番の発見でした
「置き場所が足りない」「ちょうどいい棚が売っていない」という場面は、暮らしの中にけっこうあります。オーダーメイドは高いし、既製品はサイズが合わない。そんなときに、板1枚と金具だけで解決できることがある。そう知っておくだけで選択肢が広がるのだと、今回実感しました。
電動工具がなくても、ホームセンターでカットさえしてもらえれば、あとはドライバー1本でできます。最初の1枚はぜひ、失敗しても気にならない場所から試してみてください。
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