犬派。ぼくは、どっちかというと、犬派。
戌年ですし。
小さいころ、うちにいたのは、わんちゃんだった。
昔のあるあるでしたが、街を歩くと、けっこう野良さんがおりまして、さんざん追っかけられて嫌いになっちゃう子もいましたけどね。そこら辺の工場や家の前で段ボールに入った子犬ってのも よくおりまして(いわゆる捨て犬)、連れて帰ってきて母に怒られ、また返しに行く、ということがあるのもわんちゃんだった。いとこも含めて、周りにいる人たち、みんなわんちゃんを飼っていた。
うちで過ごしたワンちゃんは「シロ」って名前で(身体が白かったからというごく単純な理由だけども)ちっこかったイメージ。当時はよくある雑種です。よく家の庭に首輪のひもを離して自由にさせてたみたい。(あまり記憶にない)
ある日も、シロが 自由にさせてくれーと主張してそれがずいぶん賑やかだったので父さんが「離してあげたら」と。いつものように庭にはなした母。日曜日で、少しお寝坊して起きてきて、「あれ、シロは?」と母にきいて、庭をみてもいない。おっきい声で呼んだら、いつもは、かけよってくるんだけど、出てこない。妹らともいっしょに、街中、おっきな声で探し回った。交通事故にあってしまったのか?と心配しつつも見つからない。保健所にも行ってみた。そこにはもっと悲しそうなワンちゃんたちがたくさんいたけど、シロはいなかった。あれからもう40年くらいになるけど、どこまで旅立ってしまったのか。
そんなこともあって、散歩していると気になるのはわんちゃん。でも、のらちゃんってホントにいない。でも、イースター島には野良犬いたんですよね。数頭がうろうろしてて、なんかちょっといかついやつらで、噛まれそうでちょっとビビってた。それも、もう20年くらい前の話。今ではイースター島でも野良はいないのだろうか。
猫ちゃんです。だいぶ話がそれましたが、ねこちゃんです。
今、散歩していて、自由に闊歩しているのは猫だけかなぁ。かれらは、街の中で、居場所を作り続けている。みんな元気よく生きていてもらいたいものです。
うちのねこはかわいいが
やっぱり犬派。