猫白血病(FeLV)との闘病生活②

お布団の中で ねこ

我が家の猫は、元・野良猫です。
今ではかわいい我が家の家族ではありますが、我が家に来た当初は
色々な事がありました。

とりわけ大変だったのは、避妊手術の時に同時に行ってもらった血液検査で、
猫白血病に感染していたこと。

猫白血病は、猫白血病ウイルス(Feline Leukemia Virus:FeLV)の感染に
よって引き起こされる病気です。感染経路は母子感染の他にも、
唾液に含まれるウイルスを介して、食事やケンカ、猫同士のグルーミング
などでも感染するようです。

この猫白血病、1歳前に感染すると、初期症状で死亡するか、
もし運良く初期症状から逃れられたとしても、半数の確立で体内でウイルスが
排除できず、骨髄内で潜伏し、持続感染(ずっと身体の中にウイルスがいる状態)
なります。
持続感染の場合は、2~3年経って再発するケースが多く、
これによって約80%の猫が死亡してしまうという恐ろしい病気です。

その闘病記を、数回にわたってまとめます。
今回は、我が家に来てから1年経過以降の出来事をまとめています。

我が家に来てから1年間の闘病記はこちら。

1年後~2年目(2019年5月~)

窓際がお気に入りの場所

猛暑で少し夏バテして、少し調子が悪いときもありましたが、
生きるか死ぬかの瀬戸際だった昨年に比べると、症状は落ち着いていました。

ただ、口内炎や歯肉炎は残っているらしく、ご飯を食べるときに
「ギャン」と言って飛び上がったり、食欲が落ちてしまうこともありました。

この時の通院頻度は3週間に1回程。インターフェロンの注射による免疫力UPが
主な治療でしたが、口腔内の状態が悪くて食べられないときは
抗生物質やステロイド剤を注射してもらいました。

猫白血病ウイルス(FeLV)の再発は2歳前後から現れる可能性があるとのことで、
動物病院に診察に行く度に、リンパの状態、全身の臓器の状態、口腔内の状態を
獣医師の先生がしっかりと診てくれたのは本当にありがたかったです。

2年後~3年目(2020年5月~)

この年、COVID-19が世の中で本格的に猛威を奮い始め、
学校休校、テレワーク推奨等々色んな人が不安でいっぱいの年でした。

必然的に家で家族が集まって暮らすことが多くなり、
そんな時に我が家に猫がいて、いつもと変わらない姿を見せてくれることが
家族の安心材料でもあり、支えでもあったように感じます。

あくび
ねこのあくび

ただ、2~3歳という年齢は、猫白血病キャリアにとっては、
この年を乗り切るか乗り切れないかで、その後の余命に大きく影響する年
でもあります。

比較的順風満帆に過ごしていたように思えていましたが、
この年の冬、今まで落ち着いていた口内炎の状態が急激に悪くなり、
昔のように、ドライフードを食べるときに痛がって食事を食べられない
状態が増え、食欲が落ちると共に、体重も減少しました。

いよいよ覚悟をしなければならないか・・・と思っていたのですが、
いつものステロイドと抗生物質、インターフェロンの併用で状態はよくなり
食欲も復活しました。

ただ、口腔内の状態を良くする必要があることは痛感したので、
この年からサプリメントを飲ませるようにしました。

3年目~ (2021年5月まで)

サプリメントが効果的だったのか、たまたまだったのかは分かりませんが、
口腔内の状態は随分良くなり、食欲も旺盛になりました。
獣医師の先生にも、猫白血病キャリアでこの年まで元気でいられて
よかったですね、とお褒めの言葉をいただきました。

でも、いつ調子が悪くなって、猫白血病が再発するかはわかりません。
そんな不安な状態で、今年も過ごすことになるのは耐えられない。
そこで獣医師の先生に相談して、健康診断を兼ねた血液検査を
行ってもらうことにしました。

その血液検査の数値が驚愕の数値だったのです

検査結果(2021年7月)
2021年7月の血液検査データ

猫の血液検査項目:参考正常値(当時病院からもらった資料)との比較
字がうちの猫の数値
●WBC(白血球):55~195×102/μL   →  74×102/μL
●RBC(赤血球):500~1,000 ×104/μL  →  1143 ×104/μL
●HGB(ヘモグロビン):8~15g/dL    →  15.3g/dL
●HCT(ヘマトクリット):24~45%   →  47.6%
●PLT(血小板):30~80 ×104/μL    →  24.2 ×104/μL

なんと、4年前は全ての項目で正常値からかけ離れていた検査項目が、
PLT(血小板)を除いて全ての項目で正常もしくは正常値よりも高いという
結果だったのです。

併せて撮影してもらったレントゲン写真はこちら。

2021.08.03 レントゲン写真
2021.08.03 レントゲン写真。

レントゲンで見る限り、腹水や臓器の腫れも見られないとの事。
※ちなみに赤丸部分、う〇ちだそうです。便秘気味ですか?と聞かれたので
 毎朝きちんと出てますが・・・と伝えましたが、ちょっと恥ずかしかったので、
 帰宅してからめっちゃお腹マッサージしました(笑)

検査結果は全てオーライではなく、肝臓の数値が高いとか、
歯肉炎、口内炎は引き続き継続している、とか、不安材料もあるのですが、
・貧血状態は改善していること
・現段階でリンパや臓器などに腫れやできものはできていないこと
が分かったことで、もやもやしていた思いが少し晴れました。

とはいえ動物なので、いつかはきっと、お別れする時が来ます。
でも最後の時まで、たくさんの幸せな思い出を残してもらえるよう、
快適な暮らしと定期的な診察を提供しながら、大切に飼っていきたいと思います。

できればずっとずっと、そばにいてね。

洗面器ねこ
ちっさくない?

2022.0206追記
その後、意を決して再度FeLVの血液検査をしてもらいましたが・・・
こちらは陽性でした。奇跡は二度は続かないですね。

220206_FeLV test
FeLVの血液検査の結果。綺麗にFeLVの窓に印が出ています。

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