中学時代、保護者会代表まで務めた私。
「部活の保護者として関わることは、当たり前のこと」だと思っていました。
ところが、子どもが高校に進学したら——保護者会が、なかったんです。
最初は「どう関わればいいんだろう?」と戸惑いました。
でも気づいたら、中学時代とはまた違う、もっと自由で豊かな関わり方を見つけていました。
今回は、そんな「保護者会なしの高校部活動」で起きた、嬉しい体験をお届けします。
夫婦共働きで25年、ゆるわ~くを目指すとみぃずつま、なくわです。
4月になり、子どもが入学し、新しい環境で懸命に頑張っている姿を時にはほほえましく、時には心配しながら見守っている保護者の方も多いと思います。
今回は、部活動保護者会シリーズ、高校生版をお届けします。
私のこの経験が、皆さんの豊かな人生の一助となったら嬉しいです。
🔄 中学→高校で変わったこと——保護者会がない環境に
中学時代、私は保護者会代表を務めていました。正直、大変なこともありました。でも、その経験を通じて保護者同士の横のつながりの大切さも実感していました(その詳しい記録は前回・前々回の記事をぜひ読んでみてください)。
そんな私が、子どもの高校進学後に直面したのは「保護者会が存在しない」という現実。先生とのやりとりも特になく、保護者向けの説明会もない。子どもを通じてしか部活動の連絡が入ってこない環境でした。
💭 最初に感じた戸惑い
何かあったときに相談できる保護者のつながりがない。
部活用品の購入方法も、試合のスケジュールも、子ども経由でしか情報が入ってこない。
「これ、どうやって情報を得ればいいんだろう?」——最初はそう感じていました。
⚽ 実は中学からすでに「推し活」化していた話
高校での話をする前に、少し中学時代を振り返らせてください。
子どもが部活から帰ってくるたびに、今日の練習のこと、チームメイトのこと、試合でのエピソードを本当に楽しそうに話してくれていました。その顔を見ているうちに「一度、試合を見に行ってみようかな」という気持ちになって——行ったら、これがもう楽しくて。

最初は「わが子の成長を間近で見られる~」ってな思いが始まりだったんだよね

先輩たち、かっこいい…!
うわ、点取った!、うわ、ボール来た🥎
とまぁ、試合の流れに一喜一憂して大騒ぎ。次第に推し活化していました。
応援したい選手がいて、試合という「ライブ」があって、記録を残して、結果に燃える。
気づいたら完全に「推し活保護者」になっていました。これが第二の青春というやつです(笑)
そしてその流れのまま、子どもが高校に進学。
中学校の流れで推し活化している自分たちは、自動的(笑)に試合を見に行きます。
中学からの「推し活」が、高校でも続いた、という形です。
🌱 気づいたら自然に繋がっていた保護者コミュニティ
保護者会という「組織」はない。でも、試合会場という「共通の場」がある。
子どもたちの頑張りを一緒に見ているうちに、自然と声をかけ合うようになり、気づいたら連絡先を交換して、こんなことが生まれていました。
組織としての「保護者会」がなくても、共通の場と少しの積み重ねで、こんなにも豊かな縁が生まれるんだと、改めて驚きました。
むしろ「やらなければいけない」という義務感がない分、「やりたい人が、やれることを、自分たちで決める」という自由度の高い関わり方ができていたように思います。
💬 新1年生保護者との出会い——あの一言が印象的だった
今年の春、新入部員が加わり、その保護者の方と試合会場で初めてお会いした時のこと。
お声がけいただいた第一声に驚きました。

「保護者会ありますよね? 今まで何もお手伝いできなくて、大変失礼しました!」
そのお声がけ、とても素敵だと思いました。新しい環境で、保護者として誠実に関わろうとされているのが伝わってきて。でも同時に、「保護者会=参加・お手伝いしなければいけないもの」という思い込みを持っていることも感じました。

ほ、保護者会はないんですよ。今の学年はゆるく個人的に繋がっていて——
よかったら一緒に繋がりませんか?
とお話ししたところ、結果として1年生の保護者の方全員と繋がることになりました。
🙋 新1年生保護者の側
- 情報の入手先ができた
- 部活用品の相談ができた
- 他の保護者の雰囲気がわかった
- 安心して子どもを送り出せた
🙋 既存保護者(私たち)の側
- 新しい視点・情報が入ってきた
- 応援の輪が広がった
- 写真の共有がより充実した
- コミュニティがより豊かになった
「保護者会という形式」がなくても、お互いにとって嬉しい関係は自然に作れる。そのことを改めて実感できた出来事でした。
💡「やれる人が、やれることを、楽しむ」という考え方
この件、すごく似ているなぁと思うのが、PTAです。PTAも保護者会と同じく、学校関係ではネガティブワードの最上位に入ってくるかと思います。
実は私、PTA役員もやらせていただいています。
その中で、今年度は「保護者の負担を減らそう」ということで、学校イベントへのお手伝いが大幅に削減されるそうです。働いている方も多いし、大変だから…いう目的のようです。
その方針自体は理解できます。でも、こんなことも感じています。
PTAの活動を手伝うことで、学校に貢献し、さらに普段の子どもの姿を見られるなら、できる範囲でお手伝いしたいと思っている保護者もいるのでは…
「お手伝いをしなければならない」という義務や責任が前面に打ち出されてしまい、そもそものPTAって何なの?という目的が、曖昧になっている気がしています。
「やれる人が、やれることを、楽しむ」
——そんな柔軟な関わり方が増えていったら、もっと皆が豊かになるんじゃないかな、と。
義務や負担として捉えるのではなく、「自分が楽しめる範囲で関わる」という視点に変えてみる。
それだけで、同じ活動がずいぶん違って見えてくると思っています。
🌸 部活動の保護者関係、こんなふうに楽しんでいます
🎉 自分流・部活保護者の楽しみ方
- 「推し活」のつもりで観戦する——試合を記録して、子どもとチームメイトの成長を楽しむ
- 「ゆるく・自然に」つながる——形式がなくても、共通の場があれば縁は生まれる
- 「やりたいこと・楽しめること」を選ぶ——義務感より楽しさを優先する
- 「新しい縁」を大切にする——子どもを通じた大人同士の縁は、人生を豊かにしてくれる
- 「第二の青春」を満喫する——子どもの頑張りに自分を重ね、一緒に燃える
子どもの部活動は、親にとっても「新しい縁と喜び」の場になれます。
保護者会という形式がなくても、関わり方に正解はありません。
「やれる人が、やれることを、楽しむ」——その積み重ねの先に、思いがけない素敵な出会いや体験が待っているかもしれません。
子どもの活躍を応援しながら、保護者自身も楽しめる。そんな関わり方が、もっと広がっていったら嬉しいなと思っています。
※この記事は筆者の個人的な体験・考えに基づくものです。
学校・地域・部活の種類によって状況は大きく異なります。参考のひとつとしてお読みください。
📖 このシリーズの前回記事はこちら



