仕事中、子供が通う学校から電話がかかってきました。
保育園時代はそんなことしょっちゅうで、日常のケガや病気の発熱はもちろん、
昼寝中呼吸が苦しそうだった だの、食事の後にじんましんが出た だの
極めつけは、アレルギー物質を誤食した可能性がある だの、
ことある毎に電話がかかってきました。
んが、小学校を卒業してからは身体が丈夫になったのかめっきり回数も減り、
久しぶりに学校からかかってきたので、なにかやらかしたんじゃないかと
ビビりました。
電話の相手は学校の保健師さんでした。
体育の運動後に頭痛と吐き気がするため保健室で静養していたが、
回復しないため自宅へ帰しても良いか、とのこと。二つ返事でOK。
その後、帰宅した息子から具合が悪くなった状況を説明してもらったのですが、
概要は次の通り。
・1時間目の体育で3Km走った
・走った直後、視野が狭くなるような感覚があり、吐気を感じた
・その後、2~3時間目の授業を受けたが、頭痛と吐気がひどくなった
・保健室へ行ったが、熱なし、酸素飽和度も問題なし(COVID-19の関連症状なし)
・保健師からは「低血糖」ではないかと言われた
話を聞いて、私が気になったところは、「低血糖」。
息子は毎朝いくら遅くても朝ご飯は必ず食べていくので、ホンマかいなと。
で、思春期と低血糖を調べてみたら、いくつか驚くべき事実が分かりました。
そもそも、子供は大人より低血糖になりやすいと言われているらしいです。
糖を蓄える肝臓が大人と比べて小さいため、血中の糖が足りないときに
十分な量を補えない ということと
糖分を摂りすぎてしまう ということが低血糖の要因になるんだとか。
参考HP:こどもの低血糖(山内医院HP)
特に後者の「糖分を摂りすぎてしまう」という部分、
確かに血糖値が高くなれば高くなるほど、身体がそれを正常化しようとして
ホルモンが過剰分泌されると聞いたことがあります。
ましてや本人は身体が急速に成長する時期。
ホルモンバランスが乱れることも十分にあり得ます。
そもそも自分が知りたがりの性癖があるため、医学系の論文やら
医学書やら見始めてしまうと、色々な疑惑が湧いてきます。
振り返ってみるとあいつ、コーラ飲みながらあんパン食べたり、
スナック菓子食べたりしてたよな。
最近はこそこそ部屋で隠れてお小遣いでジュース飲んだりしてるよな。
もしかして糖尿病・・・?
一度疑念が出てしまったら、確かめずにはいられない性格なので、
とりあえず仕事は早めに切り上げさせてもらって、急ぎ家に帰ることにしました。
家に帰って、寝ていた子どもをたたき起こしてにわか知識で質問攻め。
「手足のふるえはなかった?」
「眠くならなかった?」
「めまいや、意識が遠くなるような間隔は?」
「あめ食べた後、症状が軽くなった?」
その問いに一言・・・・
寝たらスッキリした。
ただの寝不足じゃんか!
心配して損したわ・・・
でも、糖尿病になったら毎日注射だよ~ 辛いよ~
と言って、食生活を改めるようには伝えたらしいにゃ。