私たち共働き夫婦が注文住宅を建てるまでの体験記の第1回。60代の義母との同居や家族のアレルギー体質を考慮し、自然素材の建材を選んだ理由、赤ちゃんから高齢者まで快適に過ごせる家づくりへの思いをつづっています。※この体験談は2010年当時のものをリライトして掲載しています。
夫婦共働きで20年、ゆるわ~くを目指すとみぃずつま、なくわです。
私が第一子を妊娠した際に、義母と同居することを前提に、義母が住んでいる家を建て直して二世帯住宅を建てることに決めました。その当時に悩んだこと、考えたこと、良かったこと連載形式で紹介していこうと思います。これから家を建てようと思っている人の参考になれば幸いです。
「子どもが生まれる前に、家のことを考えたほうがいいかもね」
そんな会話を夫と交わしたのは、私が妊娠中のある日でした。
当時は産休に入る前の仕事の引継ぎやらで毎日バタバタ。
でも、お腹の赤ちゃんが少しずつ大きくなっていくにつれて、ふとこんなことを考えるように。
「この子が安心して帰ってこられる場所って、どこなんだろう?」
共働きで時間がない私たちが、注文住宅に挑んだ理由
正直、注文住宅なんてハードルが高いと思っていました。
建築予定の土地はアパートが建っているし、ハウスメーカー選び、間取り、予算、ローン、打ち合わせ…
考えることが山のようにあるし、何より「時間がない」!
でも私たちには、どうしても譲れない思いがありました。
🏠 60代の義母との同居が前提だった
将来的に、夫の母と一緒に暮らす予定がありました。
今は60代でまだまだ元気とはいえ、いずれ介護や医療のことも出てくるかもしれない。
バリアフリーや部屋の配置など、今だけでなく“これから”も見据えた家づくりが必要でした。
🌿 アレルギー体質の家族のため、自然素材にこだわった
私自身アトピーや花粉症の既往症があり、生まれてきた子は食物アレルギー持ちでした。
そのため、壁や床材などに自然素材(無垢材や珪藻土など)を積極的に取り入れ、
シックハウスのリスクを少しでも減らしたいと思いました。
家は長く暮らす場所。
だからこそ「家族が安心して、自然と帰りたくなる家」にしたかったんです。
👶 赤ちゃんからお年寄りまで、誰にとっても心地いい家にしたい
家族の年齢もライフスタイルもバラバラ。
それでも、誰か一人が我慢する家ではなく、
「みんなが自然体で過ごせる家」を目指しました。
たとえば…
- 赤ちゃんの夜泣きにも対応できる寝室の配置
- キッチンから部屋全体を見渡せる設計
- 義母の部屋は階段なしで移動できる位置に
- 車いすが入れるような間口の広いトイレ
- 湿気や温度差を防ぐ断熱・調湿対策
など、実際に住む人のことをイメージしながら、ひとつひとつ考えていきました。
これから綴っていくのは、私たち夫婦の「リアルな家づくり記録」です
このブログでは、共働きの私たちが実際にどんなふうに家づくりを進めたのか、
・迷ったこと
・こだわったこと
・ちょっと失敗したことも…
リアルな体験を、ありのまま綴っていこうと思います。
同じように家を考え始めた共働き世帯の方にとって、
「読んでよかった」「参考になった」と思ってもらえる内容を目指していきます。
※この体験談は2010年当時のものです。
現在は仕様やサービスが変更されていることがありますが、「共働き家庭にとっての考え方の参考」になれば嬉しいです。
📌次回は、工務店選びと、家族のこだわりについて書いていきます。
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