自分が小さい頃と比べて、たくさんの習い事をしている子供が多くなったと
感じています。金銭的に豊かになったのと同時に、世界の様々な文化が流入し、
色々なスポーツをする機会が増えた事もあると思います。
※逆に、運動は定められた場所でしか許可されず、公園でボール遊びすらできない
といった弊害もあるのかもしれませんが・・・。
個人的には、子供の習い事は最小限でいいと思っていました。
ただ、持病の小児喘息改善のため、肺機能向上と基礎体力強化を目的にスイミングは
習わせていました。後はやりたいことがあれば・・・くらい。
それは金銭的な問題もありますが、
私自身が、やりたかったそろばん教室ではなく、ピアノ教室に行くことになり、
結局最後までイヤイヤ通っていた経験が尾を引いてます。
その考えが改まったのが、「ゴールデンエイジ」という考え方です。
これは、スキャモンの発育曲線で示される、
子どもが成長する段階において、神経系の発達が成人レベルへ急激に近づく年齢のこと。
このゴールデンエイジ、一般的には、10~12歳の年代の子供たちを指し、
一生の中で最も運動神経が発達する時期だと言われています。
すなわち、この時期の運動能力や進退能力が、将来の基礎体力の元となる可能性が高い
ということ。
保育士試験を受けるときに、発達心理学で勉強したことを思い出しました。
あらためて我が家の状況を考えてみると、
10歳から12歳は、ちょうど学童も外され、自宅での待機時間が多くなります。
そんな時期にどのように身体を使っていたかによって、将来の健康にも影響が出る
となれば、「運動系の習い事」をやらせるっきゃありません!
しかもフルタイム共働きなので、父母会やらお手伝いやらがないところがいい。
※ここ個人的には大事。平日はお手伝いできないし、土日や休みは旅に出かけたい。
で、選んだ習い事が次の2選。
サッカーは単純に本人がやりたかったから。
そして新体操は本人がやりたいものがなかったから。笑
どちらもこのゴールデンエイジに習わせたことで、足が速くなったり、
柔軟性が高くなったりの付加価値はもちろんのこと、基礎体力が上がったと
実感しています。
ただし、どちらをやるにしても、小学校卒業までやることを約束させました。
自分で決めたことを最後までやり遂げる力 と
継続することで得られる達成感 とを体感して欲しかったから。
基礎体力が向上されて、健康に長生きできるかどうか結果が出るのは、
私たちがいなくなってからですかね~。
本人の小さい頃は近くの畑の木やら電信柱(!?)やらで
自主基礎体力強化してたらしいにゃ~