【実録】家族がコロナ陽性となったとき~前編~

生活の知恵

こんにちは。
夫婦共働き20年、ゆるわーくを目指す とみぃず つま なくわです。
この度、家族が【コロナ陽性】の診断を受け、自宅療養を余儀なくされました。
そのときに起きた混乱や、どうやって乗り切ったかを前後編の2回に分けて記そうと思います。
今回は前編です。

始まりは突然に 2022.7.21(0日目)

17:30 37.6℃(第2子)
いつものように会社から帰宅すると、母から第2子が発熱したと報告を受けた。
昨日から喉が痛いと言っていたので、クーラーで喉をやられたのかな、
程度にしかその時は思っていなかった。
COVID-19が流行し始めてから、必要以上に感染症対策には気を付けている子で、
・家に帰ったら必ず手洗いうがいをする→家族にも必ず確認する
・外出して帰宅したら、どんな状況でもまずお風呂に入る
・外出先でも、携帯アルコールを持参。買い食いしない、マスクは外さない
・家の中には家族以外の入室は禁止。友人を呼んでも外で勉強する
・人が集まる場所や、密閉された空間に行くなんてもってのほか
といった徹底ぶりで、家族からも「コロナ警察」の異名をもらうほど。
そんな子がまさかかかるなんてありえない、とその時は思っていた。

21:00 39.2℃(第2子)
夜になり、熱が急激に高くなり、「もしかしたらコロナ感染・・・?」との
疑惑が強くなってきた。ただし、学校も終業式を終え、部活動以外では
ほとんどマスクを外す機会もなく、感染ルートは不明。
主症状は、喉の痛みと、高熱と咳。気管支が弱いので咳が少し心配。
その時は、明日、外来に電話してみようかな、程度の感覚でしかなかった。

高熱が続くので抗原抗体キットを使う 2022.07.22(1日目)

6:00 39.3℃(第2子)
昨夜から続いていた第2子の熱が下がらない。
昨日より別部屋で隔離となっており、部屋に置いてあるスマートスピーカー
からしか、本人の様子が分からないが、かなり辛そうだ。
どうやら、喉の痛みは強くなり、頭痛と倦怠感もある様子。
熱分散のための冷却シート、脱水防止用の経口補水液(OS1)は渡してあるが、
食欲もあまりないとのこと。
この時点で、発熱外来の受診を決めたが、どこの病院に電話をかけても繋がらない。
ようやく繋がった病院で言われた言葉は、
「本日の診察は満員です」という一言のみ。
10:00頃、本日中の診察はあきらめ、明日の予約を午後にとることに決めた。

12:00 38.8℃(第2子)
熱が下がらないので、学校を通じて自治体から配られていた抗原抗体キットを使う。
すると、キットにあれよあれよという間に陽性の反応が…!!

どうやら、わが埼玉県では、抗原抗体キットを利用して陽性反応が出た人を
対象に、オンライン診療なるものをやっているらしい。
この結果を見せてオンライン診療だ…と接続してみたところ、次の表示が。
「受付が予定人数を超えたため、受付を中止させていただきます」
何のためのオンライン診療なんだか…。
午後は相棒と結託してチケット争奪戦並みに病院にかけまくり、
明日朝一番の予約をゲット!

19:00 37.6℃(第2子)
午後から熱が下がり始め、それに伴い頭痛や倦怠感は収まってきた様子。
食欲も戻り始め、柔らかいものは食べられるようになってきた。

発熱外来を受診 2022.07.23(2日目)

6:00 36.7℃(第2子)
今日は昨日ようやく予約することができた発熱外来を受診するため、
指定された8:30に病院の入口に子供と行く。
朝から蒸し暑く、最高気温は軽く30℃を超える天気予報。
発熱外来を受診する患者は、病院内に入ることはできないため、
入り口近くには十数人の人が集まり、受付の順番を待っていた。
受付が始まり、番号や名前が呼ばれていく。
どうやら発熱外来の受診者が多いらしく、病院もかなり混乱していた。
40分ほど待って受付を終えると、今度は診察が始まるのを外で待つ。
一人ずつ消毒をして検査が行われるらしく、遅々として進まない。
小さいお子さんを抱えた親御さんは、長い待ち時間に飽いた子供を宥めるのに
非常に大変そうだった。

病院の外に発熱外来用のテントが。炎天下の中、外でじっと待つ患者さんたち。

そこから待つこと1時間半。ようやく順番が回って診察を受ける。
昨日検査した抗原抗体キットの結果が陽性だと伝えて、現物を見せると
検査もせずに「陽性」の判定。(検査しないんか~い!)
現在出ている症状に対する薬をもらい、終わったのは昼過ぎ。
2時間近く文句も言わずに待っていたうちの子は偉いと思った。
発熱外来に行って来るだけで、私もなんだかぐったりしてしまった。

17:30 37.3℃(第2子)
発熱外来に行って疲れたのか、少し熱が高くなっていた。
夜になって、埼玉県から早くも陽性患者向けの通知が入ってきた。
来週あたりに通知が来るかも、と言われていたので、あまりに早くてびっくり。
今後は、国のHER-SYS(ハーシス)というシステムを利用して、
健康観察を行う。特に保健所からの連絡はないとのこと。

感染対策を本格的に始めた 2022.07.24(3日目)

7:00 37.4℃(第2子)
微熱はあるが、受診し薬をもらったことで少し安心した様子。
我が家は高齢の母がいるため、彼女への感染を避けるために家庭内での感染対策を
さらに徹底することにした。
家中をハイターを使って消毒し、着ていた服や布団などはハイターに漬けて
他の家族とは別に洗濯。
食事の世話や掃除は私が主に担当し、母も別部屋で過ごしてもらう。
唯一の共有部分のお風呂は、第2子が最後に入り、掃除をしてもらって
消毒をしてから出てもらうようにした。
保健所から、待期期間は【2022.07.31】までと正式に連絡がきたので、
学校への連絡、職場への連絡、HER-SYSへの登録等で忙しくしていた。

これから家庭内でwith コロナ生活かぁ…と思っていた矢先の事。
第1子が、のどが痛いと言い始めた。体温を測ると37.1℃
念のため、自分の部屋に隔離することとなった。

*プチ情報* 家庭内での消毒方法

厚生労働省のサイトには、新型コロナウィルスの用途に応じた消毒方法について
詳細情報が記載されています。
今回はこちらのポスターの情報を参考にして塩素系漂白剤の水溶液を
消毒液として使って掃除をしていました。

新型コロナウィルス対策ポスター(厚生労働省)

私はスプレータイプの容器に消毒液を作成して、食後の食器にスプレーして
15分放置してから、水洗いして食洗器にかけていました。
【250mLの水道水に5mLのハイター(NaClO:約5%)を入れて作成】

パルスオキシメーターが届いた 2022.07.25(4日目)

7:00 36.4℃(第2子)
7:00 37.5℃(第1子)
朝一番で、保健所からパルスオキシメーターが届いた。

保健所の対応の早さにも驚いたが、それを上回る衝撃が起きた。
第1子の熱が高くなり、喉の痛みが強くなってきてしまったのだ。

第2子がコロナ陽性と診断されていることもあり、発熱外来の予約を決めた。
前回の教訓を生かし、予約のスタートダッシュはよく、比較的早く病院に繋がったが、
熱があまり高くなかったため重症度が低いとみなされ、
今日の発熱外来の予約枠には入れてもらえなかった。

12:00 38.5℃(第1子)
第2子が発熱したと同時に、埼玉県で無料で配布されている抗原抗体キットを
入手したので、これを第1子に使ってみた。結果は次の通り。

陰性判定
Tの部分の縦線がない…

これって陰性?とは思ったが、家庭内ですでに陽性患者がいる中で
楽観視するのはまだ早い。
午後、前回同様電話をかけまくり、明日の発熱外来の予約を取った。
気が抜けない日々が続きそうだ。

後編に続く

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