神秘の「プラトン立体」
正四面体、正六面体(立方体)、正八面体、正12面体、正20面体の5つをまとめて「プラトン立体」と呼びます。正多面体には、内部に”黄金比”が隠れていたり、球にぴったりとおさまるなど、不思議な性質がいくつもあります。古代ギリシアの哲学者プラトンが、正多角形のみで作られる立体である「正多面体」を神聖視したそうです。
当時、万物は土、空気、火、水の4種類の元素で構成されていると考えられておりました。
正四面体 「火」の形 ・・・写真は頂点切り落としたアルキメデス立体に近いかな
正八面体 「空気」の形
正二十面体 「水」の形
正六面体 「土」の形
正十二面体 「宇宙に存在する第5の元素 エーテル」に対応という説
そんな5つの立体。うちにもありました。数字も刻まれています、そうサイコロです!
何に使っていたかというと・・・
写真のさいころ、中学生のころに買っただ・・。
なんかカッコいい。なぜだか正多角形に魅かれて。
いわゆる テーブルトークRPG
ゲームマスターはその世界の神となってゲーム進行。
プレーヤーは自分の役割を演じて、遊びます。
このとき、敵との戦いや、トラップなどのできごとなどで、ランダムな確率を表すのに、サイコロ使った。正二十面体には、0~9が2つずつ刻まれていて、2つの正二十面体を振ることで、0~100%の確率に使いました。すごろくで1~6までの目しか使ってこなかった少年には衝撃的な出来事だったのです。
コロナ禍になって、トランプのようなカードゲームや、ボードゲームの人気が再燃しているようです。ドイツを中心に、毎年さまざまなゲームが開発されていて、遊ぶと結構楽しいんですよね。いろいろピックアップして、家族で遊んだりしています。
楽しいゲームいろいろあるので、紹介はまたの機会に。