みんな大好き マクドナルド。
私が小学生の頃、ハンバーガーと一緒にもらえるおまけも楽しみで楽しみで。この世代あるあるで、母は「マックなんて・・・」と、炭酸飲料の代表コカコーラやファンタと同様、敵視していましたけど・・w
そのマクドナルド、だいぶ前からお子様向けに「ハッピーセット」と称して、おもちゃ付きのバージョンを用意しています。都度都度、いろんなキャラクターや会社と手を組み、世界的に見ても、たぶん、すばらしい品質のものとコラボレーションされています。そこにはマーケティング戦略が見え隠れしますが。
それはさておき、今回、12月17日金曜からスタートしたのが、タイトルにも記載した「パーティーゲーム by HASBRO」でございます。もう行きましたか??
パーティーゲームとありますが、そのねらいについて・・。
家族や友達と一緒に活発にやりとりしながら遊ぶことで「コミュニケーション力」を育むとともに、対戦相手が何を考えているのかを推測する「社会的な認知能力」を伸ばす。また、それぞれのゲームのルールを理解して遊びながら、順番や個数などの「数量の意味」や、形や方向などの「空間の認識」、そして、「論理的な理解力」を育むことができる。
マクドナルド プレスリリースより
ただのゲームじゃないですよ、といまどきの教育を意識した、展開です。
とはいえ、アナログゲームも大好きな私、早速チェックしてみました。
HASBRO(はずぶろー)といえば、全米を代表する玩具メーカ。世界でも、アナログの玩具市場では、デンマークのLEGO、USのマテルとともに、3本の指に数えられる大メーカです。
会社のロゴマークは、笑顔をモチーフにしています。企業メッセージは「Making the World Smile(世界を笑顔にする)」ですから、今回、手を組んだマクドナルドの”おいしさと笑顔を、地域の皆様に”とも、考え方は近いものがありますね。
設立は、だいぶ古くて、1923年、兄弟で起こした文具会社だったそうです。今は、多数の玩具会社を傘下においた、玩具が主力の商品です。代表的な商品に、モノポリーやジェンガ、トランスフォーマーのようなアクションフィギアなどがあるそうです。
今日はそのHasbroのパーティーゲームを紹介したいと思います。
みんなモノポリーやジェンガはやったことありそうだけど、Hasbroの名前知らない人が多いんじゃないかな・・
1週目は、この3種類のパーティーゲームです。比較的ポピュラーなおもちゃかなって思います。
いわゆるすごろく。ルーレットを回して、出た数だけ車にプレーヤが乗車したコマを進めていきます。とまったマス目にある指示に従いながら、人生のゴールを目指します。
手のひらサイズのおまけなので、かなり簡略化されていますね。楽しく遊べるのかな・・と思わなくもないけど、小学校低学年くらいの入門としてはいいですね。なくしてしまいがちな、サイコロではなく、ルーレットというのが素敵なのです。
原盤がこちらのタイプ。一度は誰もが遊んだことがあるのではと思います「人生ゲーム」
日本ではタカラトミーが、1968年に アメリカンゲームの一つとして販売されます。当時の価格で1,700円だったそうです。”人生、山あり谷あり・・”のコピーで始まるテレビCMでした。当時のものは、そのまま直訳されたゲーム版だったのでマス目には「北極探検に行く」「世界旅行に出発する」や、米国の60年代を象徴するようなスケールのものが並んでいたそうです。ほかにも「ミイラのコレクションを博物館に預けた」「逃げたサーカスの像をみつける」「潜水して鯨を捕まえた」「火星から使者が来た」なんてものまで・・。
今では、バラエティ豊かな日本バージョンが発売されていますね。
2つめは・・・
「よーい、ドン!」と同時に、レバーをそれぞれ引いて目の前に転がるスイカ?(ボール)を食べさせます。盤面からなくなるまで食べ合って、たくさん食べさせられた方が勝ち!というゲーム
原盤はこちら!「ハングリー・ハングリー・ヒッポ」
カバさんに、たくさんのスイカやフルーツを食べさせて、たくさん食べさせた人が勝者。というルールは同じです。
食べさせ方が違います。四隅にあるランチャーでスイカを発射させて、中央に構えるカバの口に放り込む、タイプとなっています。見て推測できる通り、こちらは、4人まで対戦できます。
中央のカバが動く電動版になって、日本で発売されるようになったとのことです。こちらは、欧米で長年愛されていたボードゲームと言うことです。
マンチェスター・ユナイテッドのサッカー選手、アクセル・トゥアンセベというディフェンダーが17.37秒で20個のスイカを全て食べさせたという世界最速のギネス記録を樹立(2018年)しているそうですw
3つめ!
赤と黄色に分かれて、自分の色のコマを縦、横、ななめのどれかに4個、先に並べた人が勝ち。という立体4目ならべゲームです。重力があるので下からしか積めないところが面白い。
こちら「CONNECT 4(コネクト フォー)」は、最も原型に近いパーティーゲームになっています。
マクドナルドのバージョンは盤面の数が5行5列と少しコンパクト。原型のものは6行7列と、より深く戦略を立てられます。
歴史は、1974年と古く、ミルトン・ブラッドリー・カンパニーというゲーム製造会社が発売したものです(1984年にHasbroが買収、以後販売続けているものだそうです)
私が小学生の頃、同級生の女の子にお呼ばれして遊びに行った時、何度やっても勝つことができなかった!めっちゃ悔しい思い出のある戦略ゲームです。
今は、娘と たまに遊んでいます。
AI研究の対象としても詳細に分析がされ、1988年にVictor Allis と James D. Allenのそれぞれによって、先手必勝であることが証明されているそうです。
ということで、第一弾でもらえる3つのパーティーゲームを紹介しました。
どれも、子供と一緒に 楽しめるんじゃないかな。そして興味を持ったら、原盤も遊んでいったらいいかなって思います。
どれも、よく特長を切り出してると思います。
ゲーム性でおすすめはコネクトフォーかなぁ